2024.10.31

コーディング

ホームページのコーディングとは?必要なスキルや基礎知識、外注方法を解説

ホームページのコーディングとは?必要なスキル・基礎知識・外注方法を解説

ホームページ(Webサイト)を制作するためには、「コーディング」という工程が必要になります。

コーディングには専門的なスキルが求められますが、「具体的にどのようなスキルが必要なのか」「自社で対応できるのか」といった点がわからない方もいるでしょう。

この記事では、ホームページのコーディングに必要なスキル・基礎知識から、外注先を選ぶポイント費用相場についても解説します。ホームページの制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

コーディングとは

コーディングとは、プログラミング言語やマークアップ言語を使ってソースコードを記述する作業のこと。

プログラミング言語は、計算やログイン処理などの動的な機能を実行するための言語である一方、マークアップ言語は、文章の構造や意味を示す静的な言語といえます。

ソースコードとは、これらの言語で書かれたテキストのことで、Webサイトやシステム、アプリなどの「設計図」にあたるもの。つまり、Webサイトの設計図となるソースコードを記述し、Web上に表示できる状態にする工程がコーディングなのです。

コーディングとプログラミングの違い


プログラミングとは、サイトやシステムの制作全体を指し、「プログラム設計」「コーディング」「テスト」「修正・調整」など、すべての工程が含まれる。

その中で、プログラミングの一環としてソースコードを記述する作業がコーディング。つまり、コーディングはプログラミングの一工程にあたる。

ホームページのコーディングに必要な知識

ホームページのコーディングに必要な知識

ホームページのコーディングに必要な知識としては、次のようなものが挙げられます。

HTMLWebページの骨格となるテキスト・画像・リンクなどの
コンテンツを形成するためのマークアップ言語
CSSWebページのデザイン要素を定義するための言語
JavaScriptブラウザ上で動作し、Webページに動きを加えるためのプログラミング言語
PHPサーバー側で動作し、Webページに動きを加えるためのプログラミング言語
その他の周辺知識ドメイン、サーバー、SEOなどに関する知識もあることが望ましい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

HTML

HTMLとは「HyperText Markup Language」の略で、Webページの骨格を構成するテキスト・画像・リンクなどを形成するためのマークアップ言語のこと。titleタグ(タイトル)やhタグ(見出し)、aタグ(アンカーリンク)などの決められた「タグ」を使用し、Webページを制作します。

HTMLで記述された内容は、人間だけでなく検索エンジンのクローラーも参照します。使いやすいホームページを作るため、またクローラーに正しい情報を伝えて検索結果で上位表示されるためにも、HTMLを正しく用いることが重要です。

CSS

CSSとは「Cascading Style Sheets」の略で、Webページのスタイルを定義する言語のこと。デザインやレイアウト、文字色、フォントなどの指定をCSSで行うことで、ページに反映されます。HTMLで作成したページをCSSで装飾することで、Webサイトの見栄えが向上するのです。

CSSはデバイスごとに表示形式を変えられるため、一つのHTMLで複数のデバイスサイズに対応する「レスポンシブデザイン」においても、重要な役割を果たします。

JavaScript

JavaScriptは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語(スクリプト)の一つ。

HTMLで作成したWebページは静的であるため、動きがついたり、ユーザーの行動によって表示内容が変わったりすることはありません。しかし、JavaScriptを用いることで、ポップアップやアニメーション表示などの動きをWebページにつけられるように。また、検索やソートといった便利な機能もJavaScriptで実装可能です。

JavaScriptはプログラミング言語の中では初心者向けとされていますが、自由に扱うためには一定の知識が求められます。

JavaとJavaScriptの違い


「Java」と「JavaScript」は名前が似ているものの、まったく異なるプログラミング言語。

Java:JVMという仮想マシン上で動作し、OSにJVMがインストールされていない環境では動かない。稼働にはコンパイルが必要で、主にシステム開発などで用いられる。

JavaScript:仮想マシンもコンパイルも不要。Webページに動きをつけるためなど、汎用的に使用される。

コンパイルとは、プログラムをコンピュータが実行可能な形式に変換すること。ホームページに使用するのはコンパイルが不要な「JavaScript」であるため、混同しないよう注意が必要。

PHP

PHPは「PHP: Hypertext Preprocessor」の略で、動的なWebサイトを制作する際、サーバーサイドで使用するプログラミング言語のこと。サーバー側で動作するため、ページ生成やデータベース操作に特化しており、ECサイトのショッピングカート機能などもPHPで作成できます。

代表的なCMSであるWordPressにも、PHPが使用されています。

PHPとJavaScriptの違い

「PHP」と「JavaScript」はどちらもホームページ制作で使用されるプログラミング言語であるものの、いくつかの相違点がある。

PHP:サーバー側で実行され、ユーザー操作に応じた動的な機能やデータベース操作に使用される。

JavaScript:ブラウザ側で実行され、Webページそのものに動きをつけるために使用される。

その他の周辺知識

コーディングに必須の知識ではないものの、ホームページを公開するためにはドメイン・サーバーに関する知識も必要です。

また、成果の出るホームページにするためには、SEOを意識してコーディングしなければなりません

SEO(検索エンジン最適化)

Googleなどの検索エンジンからの評価を高め、検索結果で上位表示されるよう対策すること。対策にはさまざまな要素があるものの、コーディングも評価の対象となる。

関連記事:SEO対策に効果的なHTMLコーディングとは?対策方法やポイントを徹底解説

ホームページ制作に必要なスキルや知識は、多岐にわたることを理解しておきましょう。

ホームページ制作のコーディングを外注すべき3つの理由

ホームページ制作のコーディングを外注すべき3つの理由

ホームページ制作のコーディングは、社内対応ではなく外注で進めるのがおすすめです。その理由としては、次の3点が挙げられます。

  1. コーディング業務は常に発生するわけではない
  2. コーディング内容そのものは社内チェックが不要
  3. 派遣社員のコーダーの時給単価は上昇傾向

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

関連記事:コーディングは外注(BPO)と内製どちらが適している?委託先の選び方も解説!

1.コーディング業務は常に発生するわけではない

コーディングが必要になるのは、ホームページの新規制作やリニューアル時、あるいは大規模な改修を行うときが多く、一般的な企業ではコーディング業務が日常的に発生するわけではありません。

そのため、固定コストをかけて正社員としてコーダーを雇用するよりも、必要なタイミングで外部のコーダーに依頼するほうが経営リスクを抑えられます。外注を活用することで、繁忙期や特定プロジェクトにあわせて、スキルの高いコーダーを確保できるメリットもあります。

2.コーディング内容そのものは社内チェックが不要

外部のコーダーに依頼すると、納品物の確認作業が手間だと思う方もいるでしょう。しかし、コーディング内容そのものは社内でのチェックが必須ではありません。

たとえば、デザインや画像・テキストといったコンテンツは入念なチェックが必要です。しかし、ホームページのコーディングは、あらかじめ決められたデザインや要件を忠実に反映する作業であるため、品質チェックも外注に任せることができます

こうした背景から、コーディング業務を外注する企業は年々増加しています。

3.派遣社員のコーダーの時給単価は上昇傾向

正社員雇用と外注の中間として、派遣社員のコーダーの活用を検討している方もいるかもしれません。しかし、2020年4月の改正労働者派遣法施行以降、派遣社員の時給単価は上昇傾向にあります。

また、コーディング業務は実力のあるコーダーほど早く完了し、実力のないコーダーほど時間がかかるため、時給単価契約とは相性が悪い側面もあります。そのため、スキルの高いコーダーほど業務委託契約(外注)へと移行しており、派遣社員のコーダーを手配しても期待どおりの成果が得られるとは限りません。

コストを抑えつつ高品質なコーディングを求めるなら、やはりコーダーは外注で確保するのがおすすめです。

ホームページ制作におけるコーディング外注の費用相場

ホームページ制作に伴いコーディングを外注する際の費用相場は、おおむね次のとおりです。

トップページ数万円~10万円
下層ページ5,000円~2万円

全体で10ページのホームページを制作する場合、トップページ×1、下層ページ×9として、おおむね10万〜30万円程度が相場です。下層ページの数が多くなれば、1ページあたりの単価が下がることもあります。

フリーランスに依頼すれば費用を抑えられるものの、品質にムラがある点がデメリットといえるでしょう。一方、大手Web制作会社は品質が安定している反面、費用が高くなりやすく、コーディング業務だけを依頼できない可能性もあります。

コストと品質を両立するためには、コーディング代行サービスを利用することをおすすめします。

コーディングの外注先を選ぶ際の5つのポイント

コーディングの外注先を選ぶポイント

ホームページ制作を成功させるためにも、コーディングの外注先を選ぶときは、次の5つのポイントを意識してみてください。

  1. コーディング技術
  2. 料金体系
  3. コミュニケーションの取りやすさ
  4. SEO対策の可否
  5. コーディング業務周辺の対応範囲

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.コーディング技術

もっとも重要なのは、外注先のコーディング技術を確認することです。

スキルマーケットやクラウドソーシングを利用する場合、誰でも「コーダー」と名乗れるため、技術が伴わない人材に依頼してしまうリスクも。とくにCSS・JavaScript・PHPのコーディングを依頼する場合、経験の浅いコーダーでは対応できない可能性が高いため注意が必要です。

コーディング代行サービスであれば、サービス側でコーダーの実力を確認し、納品物の品質もチェックしてくれるため安心です。

2.料金体系

コーディングの料金体系は、依頼先によって大きく異なります。

たとえば、1ページあたり1万円とされていても、ディレクション費用が別途必要であったり、レスポンシブコーディングがオプション扱いになっている場合も少なくありません。

追加費用がかさむと割高になる可能性もあるため、シンプルでわかりやすい料金体系のコーダーに依頼することが大切です。

3.コミュニケーションの取りやすさ

ホームページ制作をスムーズに進めるためには、コミュニケーションが取りやすいコーダーに依頼すると安心です。とくに、お問い合わせや見積もりの段階での返信がスムーズな場合、作業中も円滑に連絡が取れる可能性が高いでしょう。

コーディング作業中に要件の確認や進捗報告がスムーズに行えると、納期のズレや仕上がりに関するトラブルも防げます。コミュニケーションの取りやすさは、成果物の品質にも直結するため、最初のやり取りから丁寧な対応ができる外注先を選びましょう

4.SEO対策の可否

SEOを意識したコーディングが可能かどうかも確認してみてください。

たとえば、画像の説明文をHTMLテキストで記載する「alt属性」の設定など、SEOに直結するコーディング対応は少なくありません。しかし、細かな配慮が必要になるSEO対策には対応していないコーダーもいるため、依頼時には注意が必要です。

上位表示を目指すホームページを制作したい場合は、SEO対策が可能なコーダーに依頼することをおすすめします。

5.コーディング業務周辺の対応範囲

ホームページ制作では、コーディングに加え「お問い合わせフォームの実装」や「ホームページのSSL化」など、さまざまな付随業務が発生します。これらを別々の外注先に依頼すると、費用がかさむ原因となるため、周辺業務までまとめて依頼できるか確認しておきましょう。

コーディングの外注ならコーディングアーミーがおすすめ

コーディングアーミー

出典:コーディングアーミー

ここまで紹介した各ポイントをふまえると、ホームページのコーディング代行には「コーディングアーミー」の利用がおすすめです。

「コーディングアーミー」には、次のような特徴が備わっており、安心してコーディング業務を依頼できます。

  • 料金体系がシンプルでわかりやすい
  • 標準プラン内でレスポンシブデザインに対応
  • コーディングの周辺業務も依頼できる
  • WordPressでのホームページ制作にも対応
  • 徹底した品質管理

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

料金体系がシンプルでわかりやすい

コーディングアーミーの料金体系は、非常にシンプルでわかりやすいことが特徴です。

項目料金備考
TOPページコーディング40,000円/5,000px5,000px超は別途見積もり
下層ページコーディング1~10ページ:15,000円/5,000px
11~20ページ:13,000円/5,000px
21~30ページ:10,000円/5,000px
5,000px超は別途見積もり

ディレクション費用込みでありながら、価格帯は業界の中でも非常にリーズナブルです。余計なコストがかからないため、コストパフォーマンスを重視したい企業にも適しています。

標準プラン内でレスポンシブデザインに対応

他サービスでは、レスポンシブ対応がオプション扱いになる場合も少なくありません。しかし、コーディングアーミーでは料金内でソリッドレスポンシブにも対応しているため、どのようなデバイスでも見やすいホームページを制作できることがポイントです。

追加オプション費用を気にすることなく、Webマーケティングに必要な条件を満たしたホームページをリーズナブルに実現できます。

コーディングの周辺業務も依頼できる

リッチアニメーションの実装やお問い合わせフォームの設置、SSL化対応など、コーディングに付随する周辺業務にも対応しています。

項目料金
リッチアニメーション実装20,000円~
フォーム実装30,000円~
SSL化対応25,000円~

Webサイトの動きやセキュリティ面など、細かなニーズに応えるトータルサポートが可能です。

WordPressでのホームページ制作にも対応

コーディングアーミーは、ホームページ制作でお馴染みのCMS「WordPress」にも対応しています。

項目料金
Word Press 初期設定
(サーバーへのインストールやログイン画面の設定など)
30,000円~
WordPress 新着情報/ブログタイプコンテンツ
(ブログインポートは別途見積り)
20,000円~
簡易操作マニュアル作成10,000円~
WordPressバージョンアップ対応要相談

WordPressであれば公開後の記事投稿も簡単に行えるため、コーダーを内製化せずともWebマーケティングを実施しやすいでしょう。

徹底した品質管理

最後に、品質管理が徹底している点もコーディングアーミーならではの特徴です。コーディングアーミーには200名以上のコーダーが在籍しており、各人のコーディングスキルに応じて5段階のランクが付けられています。

ランク対応範囲
スチューデントクラス標準仕様コーディング
アシスタントクラス標準仕様コーディング
レギュラークラス標準仕様コーディング
CMS構築
アニメーション実装
プロクラス標準仕様コーディング
CMS構築
アニメーション実装
サーバー移転
マイスタークラス標準仕様コーディング
CMS構築
アニメーション実装
サーバー移転
ディレクション対応

ご依頼いただくコーディング業務の難易度に応じて最適なコーダーをアサインするため、実力不足による品質低下の心配はありません。

さらに、担当のコーダーがコーディングした成果物は、納品前に最上位ランクのコーダーが品質チェックを行います。そのため、コーディング業務のすべてを安心してお任せいただける点がポイントです。

まとめ

ホームページのコーディングでは、HTMLやCSS、JavaScriptなど、さまざまな言語の知識が必要となるため、自社対応ではハードルが高く、専門のコーダーへの依頼が必要になります。また、コーダーを内製化すると固定費がかさむリスクもあるため、信頼できるコーディング代行サービスへの外注がおすすめです。

コーディングアーミーは業界最安値の料金体系ながら、標準プラン内でレスポンシブデザインにも対応しており、納品前の品質チェックも徹底しているのが特徴。さらに、SSL化やお問い合わせフォームの実装といった周辺業務にも対応しているため、ホームページ制作全体を安心してお任せいただけます。コーディング業務を外注したい方は、ぜひコーディングアーミーにご相談ください。

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